マーケティングに関連する事や売れるブログ記事
といった事をネットで色々調べていると「ペルソナ」という言葉が良くでてきますが、
そもそもペルソナとは何だろう？
実践したら本当に効果があるのだろうか？
また実践するには、どのようなやり方で。。。
そのような方の為に今回ここでは、
ペルソナとは～ペルソナ設定においてマーケティング的なメリット、
そして具体的に取り組む手順につて解説しています。
ペルソナ設定の基本について
ペルソナを実践する場合において、
まずは基本的な事を理解しておきましょう。
ペルソナとは
ペルソナとはマーケティングにおいて対象とする抽象的なユーザー像の事で、
具体的にいうと、ブログアフィリエイトなどで、ある商品やサービスの案件を
記事にしていく際に「その案件にとってベストな抽象的ユーザー像」の事をいいます。
更にかみ砕いて言えば、アフィリエイト案件の「商品やサービス」を、
成約させてくれる架空の典型的ユーザーの像の事になります。
ペルソナというのは、ラテン語であり劇などで、
出演者が使用する「仮面」の事を表現した用語でしたが、
現在ではマーケティング用語として使用されるようになっています。
ペルソナ設定について
ペルソナ設定とは商品やサービスの成約を着地点とし、企画（準備）～成約までを、
一貫したマーケティング戦略を実践する為に、いかにも存在している相手のように、
1人の架空ユーザー（ペルソナ）を設定する事をいいます。
・年齢、性別、住まい
・職業（職種）
・学歴
・年収
・資産状況
・家族構成・既婚者・未婚者
・ネットの使用程・利用時間・主なデバイス
・価値観や思考
・ベネフィット
・趣味・興味がある事
・ライフスタイル
・生活パターン（起床時間、就労時間、就寝時間）
・人間関係
ペルソナ設定をする際には、基本的に設定する事項は、
案件（商品・サービス）の意思決定に影響すると考えられる事は、
全て設定するようにした方が良いでしょう。
例えばアフィリエイトで「英会話のオンラインスクール」を案件とした場合、
ペルソナ設定（一例）
ペルソナとターゲットの相違点
ペルソナとターゲットは同じ意味だと勘違いしやすいですが、
確かに似た意味ですけど見込み客として詳細差が異なります。
ターゲットは、どちらかと言えばザックリした捉え方で
例えば「20代独身女性」とか「30代サラリーマン男性」といったイメージです。
それに比べてペルソナは見込み客の像を詳細にしていきます。
例えば「年齢27歳、専業主婦、子供1人・マンション住まい…」といった感じです。
たとえば商品やサービスを「20代女性」に向けて案内するとしても
その女性のライフスタイルや趣味もそれぞれ違いますから
的確なメッセージを伝える事ができません。
しかしペルソナを設定すれば、ライフスタイルや趣味、価値観、
更に生活パターンまで知る事ができます。
その事により商品やサービスの濃い見込み客として、
心に刺さるメッセージを届ける事が可能になるのです。
ペルソナ設定の重要性と一例
ペルソナ設定は、どのような場合に使われるのか？
ペルソナを設定する事により、マーケティングにおいて、
より円滑に計画を進めることがでます。
なので、アフィリエイトをする際に記事を書く場合などにも使えます。
ではペルソナ設定の一例として若い独身女性に向け化粧品をアフィリエイトする
というケースでみていきましょう。
・23才女性
・独身一人暮らし
・住まいマンション
・職業OL
・電車通勤
・運動が好きでジムにも通う
など
この女性は見込み客として捉えた場合、職業がOLという事で、
キチンとした身だしなみと化粧にも気を使うと考えられます。
またスポーツジムに通っている事も考えると汗をかいても落ちにくく、
尚且つ爽やかな香りの化粧品を好むと考えられます。
なので単に若い女性向けの化粧という事で考えるより、
このようにペルソナを設定したほうが見込み顧客に対する的確なアプローチができる
記事が書きやすくなるでしょう。
ペルソナ設定をする事のメリット
ペルソナ設定をする事で得られるメリットがあります。
ユーザー目線になり満足度の高い記事が書ける
アフィリエイト目的で記事を書く際に、ペルソナ設定をした場合は、
ユーザーの目線に立ち記事を書いていく事ができます。
その事でユーザーの心に刺さる内容の記事を書く事もできます。
ユーザー目線に立てれば何を書けば満足度が高くなるか、
何を提案すれば反応が良いかなど、より明確になります。
アフィリエイトの成約率が高くなる
ペルソナ設定をする事で、ユーザー像が明確になるので、
何の案件を紹介すれば良い反応があるか予測できるようになります。
そして予測できたことに対してピンポイントで記事を書いていけば、
成約率も必然に高くなることでしょう。
何故なら、そのような記事であればブログへ訪問した読者の
CTR、CVR共に高くなるからです。
ペルソナ設定の手順を3ステップで解説
ここまで読まれた事でペルソナ設定を、早速実践してみたいと思われたことでしょう。
という事でペルソナ設定をする手順について3ステップで解説します。
STEP1：ペルソナにしたいユーザーの情報取集
アフィリエイトをされている方は、
ザックリとでもターゲット像が定まっているかもしれません。
おおよそ出来ているターゲット像を更に的を絞り込むために
ペルソナの設定を行うようにします。
それで見込み客に対して効果的なアプローチができるようになるでしょう。
アンケートを実施する
メルマガなどを発行されている場合には読者に対して
アンケートを実施する事で生の情報を収取する事ができます。
アフィリエイトに関連する内容の事を決めてアンケートを取れば、
その事に興味のある読者が答えてくれる事でしょう。
上手くいけば濃い情報を得る事ができるかもしれません。
アクセス解析ツールを活用する
GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどを活用する事で、
記事に対してアクセスしてきたユーザーの情報を得る事が可能になります。
Googleアナリティクスであれば、左サイドバーメニューの「ユーザー属性」の項目で、
ユーザーの性別やアクセスしている時間なども分かります。
他にもユーザーに関するデーターを収集できるので活用してみましょう。
STEP2：集めた情報のデーターを整理する
見込み客像のデーターが集まった情報を整理しましょう。
集まった情報の中から必要な情報に絞り込んでいきます。
STEP3：一人の見込み客像を設定する
集まった情報を整理する事で見込み客像が何となく見えてくるものです。
そして情報を更に絞り込みする事で、
具体的な一人の見込み客像が見えるようにしていきます。
理想をいえば、「その人物の顔が見える」くらいになればベストです。
このような流れでペルソナ設定を完了させます。
ペルソナ設定する際の注意点
ペルソナ設定する際に3つの注意点があります。
・自分の思い込みで見込み客像を設定しない
・見込み客像の作り込みを必要以上にしない
・完成したペルソナは定期的に見直す
自分の思い込みで見込み客像を設定しない
自分の都合に合わせた思い込みで見込み客像を設定する事には注意が必要です。
例えば、
「このようなユーザーであったら、この案件を購入してくれるかも…」
といった感じです。
人間は欲があるので、つい自分の思い込みで、
都合の良い見込み客像を設定してしまいがちです。
このような固定観念を入れない為にもユーザーの情報取集したデーターを元に、
ペルソナ設定をするようにしましょう。
自分の思い込みで見込み客像を設定してしまうと、
ペルソナの効果が出なくなってしまいます。
見込み客像の作り込みを必要以上にしない
見込み客像をもっともっと詳細に設定しようとして、
必要以上に複雑なペルソナ設定をしてしまう可能性があります。
このような作りこみ過ぎた見込み客像で設定してしまうと、
アプローチする記事がブレてしまったり、まとまりのない文章になり兼ねません。
これでは本末転倒ですから必要な範囲で見込み客像のペルソナを設定しましょう。
完成したペルソナは定期的に見直す
ペルソナは一度設定してしまえば完了ではありません。
時代の変化に伴ってユーザーのニーズやライフスタイルにも変化があります。
それが原因で案件の内容も時代に合わせて変更される事もあります。
案件が変更されれば見込み客像も当然変化する事でしょう。
なので一度設定したペルソナも適時チェックするようにして、
そのままでは使用する事に無理があるようであれば、
的確に修正していくようにしましょう。
まとめ
ペルソナ設定をすればアフィリエイトなどマーケティングおいて
多大なメリットが得られます。
具体的には見込み客像に対して心に刺さるアプローチをした記事を書く事ができます。
ブログを運営してアフィリエイトなど収益化を目的にしている方で、
今までペルソナ設定をされていなかったとしたら。
これを機会にペルソナを設定するようにしてみてください。
その事で良い結果が得られるようであれば、
今回記事にした事を幸いに思います。
